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紙袋コラム記事
重量のある物を入れるために紙袋を作る場合、その強度が気になる方もいらっしゃると思います。
分厚いカタログを数冊入れたり、ワインボトル、お酒などを複数入れる場合がそうですね。
紙袋の強度は増すことができるのか?
また、丈夫な紙袋を作るにはどうすればよいのか?
今回は、そんな紙袋の強度をあげる方法について説明していきます。
まずは紙袋の素材について簡単にご紹介いたします。
紙袋の素材には主に下記の3種類があります。
未晒しクラフト(茶色クラフト)は、漂泊を行っていないマット調の素材感あふれる紙です。
日本でも人気の某有名コーヒーチェーン店の紙袋にも使われています。
ナチュラルなイメージの商品を入れるのにぴったりの紙袋です。
次に紹介する晒クラフトは、簡単に言いますと未晒しクラフトを漂白したもので、シンプルな紙質です。
ただシンプルなだけではなく、上品な雰囲気もあります。
清潔感もあり印刷も映えるので食料品、デパートやお土産屋さんなど様々な場所で使用されています。
コート紙は、表面に塗料を塗った紙のことです。(画像は黒ベタ塗り印刷をした紙袋です。印刷をする前は白色です。)
高級感があり、一般的にアパレルや展示会で使用されることが多いですが、他にも様々な用途、場所で使用される人気の紙です。
コート紙は生地そのままだと破れやすいので、グロスPP加工か、マットPP加工をセットにして製作します。
コート紙のみでの製作は一般的には行っていません。
通常の厚みで選んだ際には、一番丈夫な紙袋になる素材はコート紙です。
やはり厚みが厚いという事と、PP加工を施して製作するためコート紙に軍配があがります。
ちなみに余談ですが、もし同じ厚みで製作する場合どの素材が一番丈夫かというと……
ずばり「未晒しクラフト」です。
晒クラフトは未晒しクラフトを漂白したもので、未晒しクラフトよりも若干強度が劣ります。
そして、コート紙は生地単体だと破れやすいため、同じ厚みでPP加工なしの場合は、未晒しクラフトが一番丈夫なんです。
ただ通常コート紙はPP加工なしで製作することはありませんので、オリジナル製作で丈夫な紙袋を作りたいお客様は、迷わず「コート紙」をお選びください!
さらに丈夫に作りたい方は、紙の厚みをご指定いただくことも可能です。
これまで素材について紹介しましたが、素材の厚みを指定して更に丈夫に製作することが可能です!
ではそれぞれの素材で、どれくらいの厚みまでご用意しているかをお伝えします。
未晒しクラフト:200g/㎡
晒クラフト:200g/㎡
コート紙:300g/㎡
※すべて海外製作の場合
上記の通り、コート紙が300g/㎡までとダントツで厚く製作が可能です。
もし「とにかく丈夫な素材で作りたいんです!」という方には、コート紙の300g/㎡での製作をお勧めします。
続いて紙袋の丈夫なハンドルについてご紹介いたします。
ハンドルとは、紙袋の持ち手のことです。
紙袋のハンドルにはいろんなものがありますよね?
紙でできた紐であったり、アクリルの丸紐(スピンドル紐)や平紐(アクリル平紐・サテンリボン等)様々あります。
実はまだここに上げていないハンドルで、1番丈夫なハンドルがあります。
それは「ハッピータック」です。
こちらがどのようなハンドルかと言いますと、一言でいえばプラスチックでできたハンドルです。
紐やリボンであれば重量に耐えられず千切れてしまうこともあるかもしれません。
ですがハッピータックはプラスチックでできているため、切れることは滅多にありません。
また強度が高いだけでなく便利な点もあります。
ハッピータックは紙袋の内側部分タックにより、袋の開口部をパチッと閉じることができます。
中身を雨風から保護したり、開口部が広がらないようにできるので便利です。
上記の理由から、ハンドルを丈夫に紙袋を製作したい方にお勧めしたいハンドルは、「ハッピータック」です!
ハッピータックのことについて触れましたが、それ以外の紐でも丈夫にする方法はあります。
例えばスピンドル紐であれば幅を数種類ご用意しております。
中に入れる重さに合わせて、紐の幅を選んでいただくことも可能です。
その他の紐に関しても数種類幅をご用意しているものがあるので、もし不安な方はぜひお声がけくださいませ。
今回は丈夫な紙袋の製作をご希望の方に参考になれば、と思い記事を製作しました。
いかがでしたでしょうか?
素材は用途と強度のご希望に合わせて3種類あります。
通常の厚みはありますが、厚みを変更して製作をすることができます(海外製作のみ)。
さらにハンドルにもこだわって製作すると、非常に丈夫な紙袋を製作することが可能です。
ただ厚みに関しては、実物を触ってみないと解りづらいかと思いますので、もし在庫があれば無料で実績等のサンプルをお送りします。
是非レレカスタッフまでお気軽にお声がけくださいませ。
皆さまからのご相談、ご依頼を心よりお待ち申し上げます。