大至急ショッパーのデザインを仕上げなくてはならない…。
そんなときに、ぜひご活用いただきたいアイデアをご紹介。
時間がかからないデザインだけを掲載しています。
また、本コラムに載せているショッパーの画像は、私が適当に作ったロゴ、あるいはフリー素材の組み合わせで構成されていますので、イメージに近いものがあればどうぞご自由にご活用ください。
それでは、時間がない…ということで早速!
ショッパーに必要な情報は何でしょうか?
ロゴマーク、URL、イラスト、商品の写真、紙マークやプラマークなどいろいろありますが、やっぱり一番大切なのはロゴマークです。
世の中にショッパーは沢山ありますが、高級ブランドも含めて、ロゴだけをプリントしたショッパーはとても多いですね。
ロゴマークを中央に配置するだけでは何だか味気ない…。
華やかなデザインをしたい…。
そんなときは、背景に柄を使いましょう!
しっかりデザインをしているように見えて、工程がものすごく少ないのが魅力。
柄の上に白ベタを乗せ、その上にロゴマークを配置します。
そうすることで、ロゴもしっかり目立ちます。
ロゴを載せて、キャッチコピーを書いて、コーポレートカラーで…と、やりたいことはたくさんあるけれども、そんななかから取捨選択していくと商品そのものを見せたい!
そんな場合もあります。
そういうときには、思い切って商品を前面に。ブランド名やキャッチコピーは商品の写真に隠れるよう背後にしましょう。
時計やインテリア、雑貨などのショッパーに合うデザインです。
大きい写真であればあるほど、ついつい商品に目がいってしまうはずです。
近年のデザインは文字を極力使わないのが主流ですが、ショッパーでも効果的です。
ただ、画像が紙袋全体の印象を左右するだけに高画質なものを用意しましょう。解像度は最低でも350ppiを超えるように!
▼Illustratorで解像度を確認する方法はこちら
紙袋に高級感を出したい…そんなときに活躍する箔押し。
艶のあるゴールドだけでなく、艶消しの箔押しやシルバー。ほかにも、レインボーやホログラムなど変わった箔押しもあります!
箔押しは手軽な加工方法なので、アイデアがなかなか思い浮かばないとき、さらに時間がないときこそ採用しましょう。それだけで、リッチな雰囲気に仕上がります。
インパクトのある蛍光色やビビットカラー。
近年のトレンドカラーをベタで背景にするだけでインパクトは絶大!
ポツンと配置したロゴマークも背景色によって際立ちます。
色の選定に力を使って、あとはバランスを見ながらロゴマークのサイズや位置を決めるだけです。
ロゴだけは寂しく見える…。
でも、写真だけはコテコテに見える…。
そんな方にオススメなのが両面印刷!
片面のデザインに写真を使用して、もう片方はロゴにします。
そうすることで、それぞれのお悩みが解決されます。しかも、簡単なのにオシャレ!
個性的なデザインにしたい!
そんなときは、風景写真をそのままデザインに取り入れてみましょう。
写真を準備する手間を省くために、フリー素材から探してみましょう。
それを背景にしたあとに、ロゴマークを配置するだけ!
写真の紙袋のデザインで伝えたい雰囲気は、『田舎っぽい、農家っぽい、新鮮そう、オシャレ』です。
テクスチャを使うことで、雰囲気がグッと増しますね!
上でご紹介したテクスチャと同じく、今度は画像を取り入れるアイデアです。
ここでは、思い切ってアーティスティックな画像を使っています。
ベタの表現ではできないユニークなショッパーが完成!
『文字は減らすべき』。そんなトレンドとあえてを逆行していますが、目を引く奇抜なデザイン。
そんなデザインをさらに際立たせるために毒々しい色やビビットなカラーをチョイス。
フリー素材で手に入れた画像を、白黒にしてみましょう。
フリー素材は「商用可」だけでなく、「改変可」のものを選定しましょう
ガイドラインにご注意!
QRコードを単に載せるだけではつまらない…。
なにかおもしろくしたい…。
コードを読み取ってもらえる可能性を上げたい…。
そんなときはQRコードを使ってデザインをしてみてはいかがでしょう?
以下は注意点です。
・読み取れなくなるので、QRコードは大きく。
・光の反射や歪みにより、読み取れないこともあります。
・QRコードの周りにデザインを入れる場合は、間隔をあける必要があります。
ロゴを中央に配置するだけでは何かが足りない…。
でも、派手なデザインにはしたくない…。
そんなときは、画像にクリッピングマスクをかけてみましょう!
テクスチャなどの画像を背面にして、複合パスを作成したロゴでマスクをかけます。
そうするだけで、凝ったロゴに見えませんか?
高級感のあるデザインは、複雑なデザインだからというわけではありません。
白色か黒色のみを使うことで、十分に高級感を出すことができます。
手描きのデザインなら、ほっこりした雰囲気に。また、イラストが目を引きますよね!
でも、手描きは苦手…。
そんな方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、フリー素材(商用可、改変可のもの)を使えば、並べるだけで、簡単に手描き風のデザインが作成できます!
最後に必要なロゴなどを配置すれば完成!
手描き風のデザインは、ナチュラルな色味のトートバッグと相性抜群です。
突然ですが、現代社会には“曲線が少ない”そうです。
ということは、角がある四角などで構成されている物が身の周りに多いということなのですが、もともと自然界には存在しなかったもの。
そういう意味で、人間は曲線を美しいと感じるそうな。
さて、デザインに曲線を入れると、柔らかい雰囲気や、楽しい雰囲気になります!
時短のためにフリー素材を活用することをすすめてきましたが、商用可か、改変可か、また紙袋を商品にする場合は販売可かなど、ライセンスを必ず確認をしましょう!
また、それでもデザインなどに迷ってしまった場合は--ぜひ、レレカにご相談ください!