以前公開したこちらの記事「【紙袋の作り方】A3のコピー用紙で「手作り紙袋」を作ってみた」が、大好評をいただいております。
コピー用紙から紙袋を作るという発想が物珍しかったのか……有り難い限りです。
そこで、ご期待にお応えして(?)「船底タイプの紙袋」も、コピー用紙で手作りしてみようと思います!
実は船底タイプの紙袋も、角底タイプ(一般的な紙袋の形状)と手順は殆ど一緒です。
材料は以前と同じ物で、少し工程を加えるだけで制作できます。
それでは、順番に作っていきましょう!
A3コピー用紙で作る「船底タイプの紙袋」の作り方
机の上にA3のコピー用紙を横長になるように配置し、制作スタートです。

1. 横マチを作る
のりしろ部分を残して写真のように折ります。


のりしろ部分を、先程折った面の上に重なるように折り込みます。

重なった場所をマスキングテープで止めます。

2. 口折りを作る
上下のどちらか片方を横折りし、折り線を付けます。(写真では、下側を上方向に折り横線をつけました)

後は、折線に沿って内側に折り込めば口折り部分の完成です。(口折りを作った側が紙袋の上側になります)


3. 紙袋の底部分を作る(底マチを作る)
口折りを作った側と反対方向の両角を写真のように斜め折りし、折り線を付けます。

折り線に沿って内側に折りこみます。

片側だけを横折りし折り線を付けます(折線をつけた側の面が、紙袋の裏面になります)


底マチをマスキングテープで止めてあげれば、船底紙袋の完成です。


4. ハンドルを付ける
バインダー用の穴開け機(パンチ)で穴をあけて、スピンドル紐を通します。


内側で止めれば、この通り「船底タイプ紙袋」の完成です。


船底タイプ紙袋も展開してみた!
船底タイプも同様に、作った紙袋を一度展開してみました。
とっても簡単なので、良ければ皆様も作ってみてくださいね!


船底タイプ紙袋の特徴
おまけの最後に、船底タイプ紙袋の特徴を簡単に紹介いたします。
- 船底タイプ紙袋とは
- 横にはマチがなく、紙袋の底のみにマチがあります。
開口部と底部で横幅のサイズが変わり、開口部のほうが大きく、底部のほうが小さいのが特徴です。
船底はトートバッグなどでよく見られますが、紙袋では比較的珍しい形状です。
クラフト紙や小さ目のサイズとの相性が良く、とてもカジュアルで印象的な仕上がりになります。
雑貨ショップや、一味違った紙袋をご希望の方にお勧めの形状です。