数値で知りたい国旗の色まとめ|CMYKと特色の一覧(18カ国) | オリジナル紙袋WEB
デザインをする時に大きな決め手となるポイントの一つ、カラーリング。
例えば、「フランスっぽいイメージのデザインをしたい…」
なんていう時に、フランスの国旗の色が分かったら手っ取り早いですよね。
さて、フランスの国旗の色は、決まっているのでしょうか?
印刷色が明確に決められていたら、自分でなんとなく決めてしまうより、伝えられる印象が安定します!
という訳で、国旗に使われている印刷色の情報をまとめました。
今回はCMYK、PANTONE(パントーン)、DIC(ディーアイシー 通称:ディック)を記載しています。
※RGBやウェブカラーは記載していませんので、CMYKから変換するなど、用途に合わせて変換していただけたらと思います!
国旗の色をイメージカラーにしてデザインしたい方は、本コラムに掲載した表からそのままお色を選んでいただけたらと思います。
調べてみた結論から言うと、なんと、国旗の色は各国の公式情報としてあまり正確に決められていないようでした。
企業のコーポレートカラーは数値で正確に決められているのに、国のナショナルカラーが正確に決められていないのは不思議です。
これには慣習や国旗の歴史的な違いなど、様々な理由があるようです。
また、インターネットで探すと、Wikipediaなどに国旗の色が載っている国も一部ありましたが、一覧は存在せず、日本の印刷工場に多くて便利な「DIC」での特色は載っていませんでした。
しかし、通説や俗説でも、安定してその色のイメージを印刷できるなら知りたい!と思い、今回は各国の国旗に使われている印刷色についての情報をかき集めてみました。
今回まとめた表のDICは、PANTONEの近似色から私が目視確認にて独自に選んだものですが、こちらもご参考程度にお使いいただければと思います。
また、デザインにおいてイメージする国がある場合は、これらの色を参考にしても、デザインの雰囲気がより正確になって面白いかもしれません。
色の由来も面白いですね。
通説ではありますが、その国の建国までの歴史や、国民性が現れています。
デザインも奥が深いものです。
こういったイメージをデザインに取り入れると、一層深いデザインとなりそうですね!
面白かったのは、Wikipediaにあるイタリアの国旗の情報でした。
流石、ファッション大国…
2004年に、国が主導で国旗の色(PANTONE)を決定していました。
世界初、もしかして唯一ではないでしょうか。
「2002年9月18日付および2003年1月17日付の首相府次官通達で、国旗に使用される緑・白・赤の色調についてパントン色番号による規格化がはじめて行われた。(中略)2004年6月2日付の首相府次官通達および2006年4月14日付の首相令によって、緑・白・赤の色調は現行のパントン色番号に改定された」との事。
・緑(パントーン18-5642TC)
・白(パントーン11-4201TC)
・赤(パントーン18-1660TC)
【参照元】
wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/イタリアの国旗
赤はトマト、緑はゴルフグリーン、白はクラウドダンサーと、PANTONEカラーに通称がついています。通称までオシャレですね。
白については、正確にはオフホワイトのような、ややグレーがかった色が正しいようです。
レレカではイタリアの国旗のPANTONEカラーが記載されている色見本を所持しておりません。公式とまったく同じお色での印刷をご希望の場合は、カラーチップを送付いただく必要があります。
今回まとめた表では、紙袋やポリ袋、不織布などにお使いいただける印刷色を採用しています。
PANTONEやDICなどの特色。
最近では、インターネットで簡単に調べられますが、実は、パソコンやスマートフォンなどのモニター上で確認できる色では「この色は赤。青ではない!」くらいのざっくりした事しか定めることができません。
パソコンやスマートフォンのモニターは物によって大きく発色が異なり、そもそも印刷物とデジタルでも色を再現する方法が違います。
その結果、モニターで確認できる色と実際に印刷される色は異なってしまうのです。
そこで、カラーブックです。
DICやPANTONEのカラーブックは数万円する高価な物ですが、より確実に色を決定する必要がある時には、ぜひご覧ください。
PANTONEには様々なカラーブックがありますが、晒クラフト紙には、「PANTONE SOLID CHIPS Uncoated」を。
その他の紙袋でのコート紙や、ポリ袋、不織布袋には、「PANTONE SOLID CHIPS Coated」をご覧ください!
レレカへご注文をいただく場合は、PANTONEでは「FORMULA GUIDE Solid Coated & Solid Uncoated 」か「SOLID CHIPS Coated & Uncoated」からお色をご選択ください。
コート紙や、ポリ袋、不織布袋の場合はCoatedから、晒クラフトの場合はUncoatedから、お色をお選びください。
デザインの配色は、パソコンやスマートフォンのモニターではなく、実際の印刷色を見て決めましょう!
PANTONEやDICなどの特色。
最近では、インターネットで簡単に調べられますが、実は、パソコンやスマートフォンなどのモニター上で確認できる色では「この色は赤。青ではない!」くらいのざっくりした事しか定めることができません。
パソコンやスマートフォンのモニターは物によって大きく発色が異なり、そもそも印刷物とデジタルでも色を再現する方法が違います。
その結果、モニターで確認できる色と実際に印刷される色は異なってしまうのです。
そこで、カラーブックです。
DICやPANTONEのカラーブックは数万円する高価な物ですが、より確実に色を決定する必要がある時には、ぜひご覧ください。
PANTONEには様々なカラーブックがありますが、晒クラフト紙には、「PANTONE SOLID CHIPS Uncoated」を。
その他の紙袋でのコート紙や、ポリ袋、不織布袋には、「PANTONE SOLID CHIPS Coated」をご覧ください!
レレカへご注文をいただく場合は、PANTONEでは「FORMULA GUIDE Solid Coated & Solid Uncoated 」か「SOLID CHIPS Coated & Uncoated」からお色をご選択ください。
コート紙や、ポリ袋、不織布袋の場合はCoatedから、晒クラフトの場合はUncoatedから、お色をお選びください。
デザインの配色は、パソコンやスマートフォンのモニターではなく、実際の印刷色を見て決めましょう!
「本当に雰囲気だけ決めたい!」「現物がイメージと違う色になっても良い!」
という場合だけ、インターネットで検索したり、最近ではスマートフォン用(iPhone用)のアプリもあります。
DIC iPhoneアプリ『カラーガイド』>>
PANTONE iPhoneアプリ『PANTONE Studio』>>
私も試してみましたが、カラーチップで確認できる実際の印刷色とは大きく異なりましたので、色選定に使用するには注意が必要です。
案件ごとにフォルダ分けをして、番号のメモができるので、このブランドはこの色番号だったな、などと思い出す時には便利ですね!