紙袋印刷ブログ

どんな違いがあるの?紙袋の表面加工を比べてみました!

  • :2018年08月21日

紙袋の表面加工

レレカで主に取り扱っている紙袋の紙の素材は、「コート紙」「晒クラフト紙」「未晒クラフト紙(茶色クラフト紙)」の3種類です。

この3種類の紙から選び、紙袋を製作するのですが、用途やデザインに合わせて紙の表面に加工を施すこともあります。

同じ加工でも紙の材質によっては違った印象がでてきます。
また、紙の種類によっては対応できる加工も限られることもあります。

 

今回は紙の表面加工の種類や、特徴を紹介します。
表面加工を施すことによって、一般的に水に弱いとされる紙がどのように変化するのか?

こすれた際の傷の付き方の違いはあるのか?といった点も比較してみました。

コート紙(表面加工なし)

まずはレレカの紙袋の素材で一番人気のある「コート紙」です。
ポスターやカレンダーなどに使われている紙です。

 

コート紙は表面加工なしでは紙袋として使用できません。
紙に厚みがあるため、見た目には丈夫に見えますが、表面加工なしで袋にするには耐久性が足りません。
そのため、PP加工を表面に施す必要があります。

 

PP加工とは、ポリプロピレンでできた薄い透明なフィルムを紙の表面に熱で圧着する加工です。
レレカで紙袋を製作する場合は、グロスPP加工マットPP加工のどちらかの表面加工が必要です。

コート紙(グロスPP加工)


まずは、グロスPP加工を施した場合のご紹介です。
コート紙のグロスPP加工はツヤがあり、きれいな見栄えが特徴的です。
場合によっては元の印刷の色がより濃くなったように見えるため、注意も必要ですが、色鮮やかではっきりした色合いの印刷と相性が良い加工になります。

【表面の耐久性】
PPフィルムを貼っているため、擦れよるキズや汚れが付きにくいです。
完全に防ぐことはできませんが、グロスPPの場合はキズが付いてしまってもあまり目立ちません。

【表面の耐水性】
紙の表面にPPフィルムを貼っているので撥水性があります。
少量の水であれば、浸み込むことなくはじきます。

コート紙(マットPP加工)

次にご紹介するのは、コート紙のマットPP加工です。
グロスPP加工のようなツヤツヤとした光沢はなく、しっとしとした質感のツヤなし加工です。
厚みがあり、落ち着いた印象を与えるため、高級感を演出したい場合によく使用されます。

 

【表面の耐久性】
マットPP加工は、凸凹の付いたフィルムを貼ることでマット調を演出する加工のため、表面が擦れると凸凹が損なわれ、グロスPPのような光沢のスジが出来て目立ってしまいます。
このスジについては、印刷色により傷の目立ち方に違いがあります。
紙色が白や薄い色は、傷がついても比較的目立ちにくい印象です。
黒や濃い色の上の傷は、白や薄い色の紙袋に比べるとかなり目立ちやすいです。

【表面の耐水性】
こちらもPPフィルムを貼っているので撥水性があります。
少量の水であればはじき、色落ちしてしまう心配もありません。

晒クラフト紙、未晒クラフト(表面加工なし)


お次は、晒クラフト・未晒クラフトのご紹介です。
こちらの2種類は、紙の材質自体に変わりがないため、まとめて紹介します。

未晒クラフト紙は別名「茶色クラフト紙」とも呼ばれています。
漂白していないため、紙の原料の色がそのまま残っています。素朴な風合いとナチュラルな素材感のある紙です。

未晒クラフトを白色になるまで漂白したものが、晒クラフト紙です。
紙は晒を施すごとに少しずつ弱くなっていくため、強度は未晒クラフトには劣ります。
しかし、紙袋として使われる素材の中では十分な強度があります。

未晒クラフト・晒クラフト紙は紙そのものに強度があるため、表面加工なしでも袋として使用できます。
また、表面加工を施さない場合、紙独特の風合いが出るので、自然な感じを活かした紙袋を製作したい場合に最適です。

 

【表面の耐久性】
強くこすったりすると傷がつきますが、前述したコート紙などに比べると目立ちません。
ただし、ベタ面の多い印刷の場合は、摩擦などにより印刷色そのものが色落ちしてしまう恐れがあるため、ベタ塗りした上で表面加工を施さない場合は注意が必要です。

 

【表面の耐水性】
表面に加工を施していない状態では、水をかけると浸み込み、すぐによれてしまいました。

晒クラフト(ニス引きあり)


未晒クラフト・晒クラフト紙はニス引きをすることができます。
ニス引きとは、紙袋の印刷面に樹脂製の液体を印刷する加工です。
ニス引きを施すことで印刷色がむき出しになることを防ぎ、色落ちや傷がつくことを防いでくれます。
そのためベタ塗りの面が多い場合は、極力ニス引きをしていただくようご案内しています。
「ニス」と聞くと表面のテカリをイメージされる方も多いかもしれませんが、紙に塗る専用のニスのためグロスPP加工のような光沢はありません。
晒クラフト紙独特の風合いを損ねずにできる表面加工です。

【表面の耐久性】
着色されていてもあまり目立ちません。

【表面の耐水性】
水をかけると最初は少し水をはじきました。
しかしPP加工ほど撥水性は強くなく、しばらくすると水をかけた部分はよれてしまいました。

晒クラフト紙(グロスPP加工)


晒クラフト紙にもコート紙同様、グロスPP加工を施すことができます。
紙の厚みが薄くても表面を強化できるため、宅配袋を製作されるお客様に人気の仕様です。
グロスPPならではのツヤが目立つため、晒クラフト紙の風合いは残りません。
しかし、晒クラフト紙はコート紙よりも安いため、価格もリーズナブルに抑えることができます。

【表面の耐久性】
コート紙の場合も同様で、傷は目立ちにくいです。
傷の付き方にも差はほとんどありません。

【表面の耐水性】
少量の水は浸み込むことなくはじきます。

晒クラフト(マットPP加工)


グロスPPだけでなく、マットPP加工を晒クラフト紙に施すこともできます。
元々ざらっとした風合いの晒クラフトにマットPP加工を貼ると、なめらかな手触りになります。
ニス引きとはまた違った独特な質感です。

【表面の耐久性】
薄い印刷色部分は、傷がついてもあまり目立ちません。
しかしコート紙同様、印刷色が濃い部分は少し傷が目立ちました。

【表面の耐水性】
少量の水は、浸み込むことなくはじきます。

まとめ

今回は紙の表面加工について紹介しました。
紙材自体の種類は多くないですが、表面加工を加えるとバリエーションが一気に増えます。

耐水性や傷の付き方についても紹介しましたが、表面加工を施していても、あくまで素材は紙のため、大量の水を被ったり、強すぎる衝撃には耐えられません。
今回お伝えした特徴も実験した上でのご紹介でしたが、力加減や水の量により結果が変わることがあります。
そういったことを踏まえた上で、風合いや用途と照らし合わせて素材を選んで頂ければと思います。

レレカではこういった素材選定のご相談も承っていますので、気になられた方はぜひお気軽にご相談ください。


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