紙袋の制作内容やご依頼の経緯

東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット89にて配布された紙袋のご紹介です。
日本全国の同人作品の制作者とファンが一堂に会する同人イベント最大の「お祭り」であるコミックマーケットは年に2回の定期開催があり、1回につき3日間東京ビッグサイトを貸し切った状態で開催されます。
また2016年の4月現在で定期開催だけで89回にもなります。
コミックマーケットは1975年から開催されており、参加者は最大で59万人にもなったそうです。

 
コミックマーケットでは多数の印刷物が取り扱われますので出展されるお客様でオリジナルの紙袋を作りたいという依頼は多くあります。こだわりのグッズを入れるのだから紙袋についても特色をもたせたほうがグッズを購入されたお客様にも喜ばれます。
また今回ご依頼いただいたサイズは、高310mm×幅420mm×マチ110mmのLサイズの紙袋でたくさんのグッズが入るようになっています。
他のブースでも様々なグッズを購入されますので、まとめて入れたい場合に大きめの紙袋があると重宝されます。また、重いものを入れる際に不織布バッグをご活用いただくと底が抜けないので企業様の場合には不織布バッグにオリジナル印刷したものを使われる場合もあります。
 

両面別柄印刷でイメージチェンジ

今回ご依頼頂いた紙袋は両面印刷されており、表面と裏面で違うかわいいイラストがプリントされていますのでもらったお客様にも喜ばれます。
またマチ部分にも印刷がされており、こだわりが感じられます。
会場から持ち帰る際にもこういったイラストが印刷されていると嬉しいですね。
 
過去に少し過激な印刷などされている紙袋もありコミケ会場から持ち帰られる際にTwitterなどで少し話題になりました。
最近では、片面は同人のイラスト、もう片面は帰宅用に配慮された柄の印刷をして帰宅の際に配慮した紙袋などもあったそうです。
または企業ブースで、ご帰宅用の大きめサイズのショッパーを配布しているといった例もありました。
こういった配慮された紙袋も来場者の方にはとても喜ばれます。

アクリル平紐の特徴

アクリル平紐とはアクリル素材の平べったい紐のことを言います。
靴紐などにもよく使わている素材で、カジュアルな雰囲気の紙袋によく合います。
またアクリル平紐は比較的柔らかい素材ですので持ちやすい印象があります。
製作させていただいた同人イベント用の紙袋は肩掛け出来るようにアクリル平紐を長めに作られています。
コミケでは、たくさんの荷物を持ち歩きされますので紙袋の持ち手を長くして肩掛け出来るように配慮されています。