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紙袋印刷ブログ

拡張子って何だろう?

はじめに

レレカでは印刷を施したバッグの制作を日々承っています。
当然お客様と印刷用のデータのやりとりを行うのですが、そのデザイン用のデータとして主にイラストレーターで作成されたaiデータを使用しています。
ただしデザイン用のデータはaiデータ一択というわけではなく、たくさんの形式が存在しています。
今回はそんなデータの形式を「拡張子」別でご紹介してみようと思います。
 
「拡張子」とは、ファイルの種類を見分けるため、ファイル名の最後につけられる文字列のことです。
 
基本的にはファイル名の一番最後にピリオド(.)とアルファベット3~4文字でセットになっています。
もしそのような文字列が見当たらない場合は、拡張子が非表示になっている可能性があります。

拡張子を表示する方法
Windowsの方はエクスプローラーの「表示」>「拡張子の表示」にチェックを入れると表示できます。
Macの方は「Finder」>「環境設定」>「詳細」>「すべてのファイル名拡張子を表示」を選択で表示できます。

個人的には拡張子を隠しておくデメリットが大きいので、表示させておいた方がいいと思っています。
 
PCを使って仕事をされる方は、デザインデータに関わらずたくさんのファイルをやりとりされると思います。
この記事をきっかけにファイルごとの特徴を把握し、活用していただけると嬉しいです♪
 

拡張子の種類


さてこの拡張子ですが、この記事で説明する拡張子はおおまかに3つに分けることができます。
それは……

  • アプリケーションの独自形式の拡張子
  • 一般的なファイル形式を表す拡張子
  • その他の拡張子

です。
 
ひとつずつ解説していきますね。
 
「アプリケーションの独自形式の拡張子」とは、「そのファイルを作成したアプリケーションでしか開いたり編集したりできないファイル形式」のことです。
 
例えば、Wordで作成したデータは基本的には「.docx」という形式で保存することが多いと思います。
このファイルををExcelで開くことはできませんよね。
また、Excelでファイルを作成しても、「.docx」の形式で保存することはできません。
ほかのアプリケーションを使用しても「.docx」の形式で保存することはできないと思います。
(※たまに例外はありますが……)
このように、ファイルを作成したアプリケーションからでしか保存できない形式が、アプリケーションの独自形式ということになります。
 
実は拡張子は、ファイル名の変更で変更することもできます。
 
ただ、「.docx」というWord形式で保存されたファイルには、Wordでデータを編集するための情報が入っています。
拡張子は、「ファイルの中身はこういうアプリケーションで作成しましたよ」とか「こういう情報のまとめ方をしていますよ」ということをわかりやすくするためのラベルみたいなものです。
ですから、ファイル名の変更で拡張子を変更してもその中身の情報が変更できるわけではありません。
 
印刷のためのデータを送付する際に、ファイル名の変更ついでに拡張子を変更することは絶対におやめください。
意味がない上に、ファイルが壊れてしまう可能性があります。
 
 
「一般的なファイル形式を表す拡張子」ですが、これは「複数のアプリケーションで開くことのできるファイル形式」というくらいの認識で大丈夫です。

アプリケーション独自の拡張子

.ai


Illustrator形式のファイルの拡張子です。
拡張子が「.ai」になっているファイルを「AI形式のファイル」ということもあります。
レレカでは、印刷用のデータはこの形式で送付いただくのが望ましいです。

.psd


Photoshop形式のファイルの拡張子です。
拡張子が「.psd」になっているファイルを「PSD形式のファイル」ということもあります。
レレカでは、Illustratorをお持ちでない方はこの形式のデータでも問題ありません。
 
基本的に、AI形式のデータはIllustrator、PSD形式のデータはPhotoshopでないとファイルを開けないのですが、まれにこれらの形式のファイルを開けるアプリケーションがあります。
 
しかし、これらは当然ながらAdobe社(IllustratorやPhotoshopを作っている会社)が認めているソフトではありません。
データの納品時には問題なくても、印刷までの様々な工程の間にどういったトラブルが起こるかわかりません。
レレカでもデータの 仕上がりについて保証ができませんので、こういったアプリケーションの使用は避けていただいた方がいいでしょう。
もし、Adobeのアプリケーション以外でAIファイルやPSDデータを作成されていた場合、データの使用をお断りする可能性もございます。

.doc .docx / .xls .xlsx / .ppt .pptx


(画像は.doc .docxのファイルです)
 
それぞれ、
「.doc」「.docx」はWord形式、
「.xls」「.xlsx」はExcel形式、
「.ppt .pptx」はPowerPoint形式
のファイルの拡張子です。
 
共通して、「x」がないものはofficeの97~2003で作成されたもの、「x」がついているものはそれ以降のバージョンのofficeで作成されたデータです。
 
※基本的にoffice系のソフトは、印刷物を作るためのソフトではありません。
オフィス系のソフトで作成されたファイルは印刷用データには適さないことが多いです。

一般的な拡張子

.txt


テキスト形式のファイルの拡張子。
文字(正確に言うと文字コードで表されるデータ全て)だけが含まれているファイルの形式です。
 
メモ帳やワードパッドから保存できる形式がこの「.txt」ですね。
文字情報なので印刷用のデータには使用しませんが、文字打ち作業が発生した場合は、テキストをこの形式でいただくことがあります。
(コピー&ペーストができればいいので、Wordのデータやメールに直接打ち込んでいただいても問題ございません)

.jpg/.jpeg


画像データ形式のひとつ。
よく使用されている画像形式で、スマートフォンで撮った写真もjpgで保存されます。
 
1677万色もの色を表現することができ、画像を高品質な状態で軽く保存できる便利な形式です。
ただし、軽くする際に圧縮がかかるのでその分劣化もしやすいです。
 
1回保存するごとに圧縮がかかるため、何度も保存を繰り返すと画像のエッジなどにノイズが生じます。
また、赤色が劣化しやすいという特徴もあります。
 
jpg形式で保存する場合は、あまり上書き保存を繰り返さないようにしましょう。

.gif


画像データ形式のひとつ。
256色で画像を表現するため、データ容量が軽いです。
 
また、アニメーションも表現できます。
 
表現できる色数が少ないため、写真などの精細で色を多く使う画像の表現には向きません。
因みに読み方は「ギフ」が正しいようですが、日本では「ジフ」と読む人が多いです。

.png


画像データ形式のひとつ。
gif形式の代替形式として開発された画像形式です。
 
jpgと同じく。1677万色もの色を表現することができます。
また、jpg形式のように画像が劣化することはなく、しかも透明や半透明の処理が可能です。
 
いいことづくめのように思えますが、その分データは重くなりがちですので、気を付けてください。

.tiff


画像データ形式のひとつ。
スキャナでスキャンした画像やデジカメで撮影した写真の保存形式になっていることが多いです。
比較的様々なアプリケーションで開いて編集することができる画像形式です。
(と言われてはいるのですが、tiffが開けるアプリケーションでjpgやpngが開けない、というのはあんまり見たことないような……)
 
無圧縮のデータ保存形式で、高画質の画像データを編集しても画質が劣化しません。
ただ、圧縮しないということは、データの情報を捨てずに保持するということですので、容量は重くなります。
 
高画質のまま保存できるということで、ポスターのようなサイズの大きい印刷物のメインの画像に使用されていることがあります。
ただ、本当にデータは重くなりますので使用する場合は注意してください。

.eps


IllustratorやPhotoshopなど、様々なアプリケーションから保存できるファイルの形式。
Illustratorで作成されるようなベクターデータと、Photoshopで作成されるようなビットマップデータの両方の性質のデータを保存できるため、昔は印刷用データの保存形式の主流でした。
 
しかし、透明効果を保存できなかったり、pdf形式の性能が良くなっていることから、近年この形式で保存されることが少なくなってきています。
 
レレカでもeps形式のデータも受け付けてはおりますが、やはり推奨はAI形式、あるいはPSD形式です。

その他の拡張子

.pdf


「pdf」はAdobeが開発したファイルの形式です。
Adobeが開発したものではありますが、様々なアプリケーションからpdf形式で保存できるようになっています。
 
なぜかというと、pdfは作成したファイルのレイアウトを、違うパソコンでも元のレイアウト通りに表示・印刷(プリントアウト)できることに特化させているからです。
 
pdfファイルは「Acrobat Reader」で閲覧できます。
ファイルの形式を同じものにすることで、作成したアプリケーションに関係なくAcrobat Readerで閲覧できるようになっています。
ですから、「pdfのデータしか持ってないんだけど、印刷に使える?と言われると「中身によります!」という回答を元気いっぱいさせていただいております。(よろしくお願いいたします!)
 
手元のデータが印刷に使えるかご不安な場合は、一度データをレレカスタッフまで送付ください。
ご注文を決定されていなくても「事前確認」として、データが印刷可能なものなのかどうか見させていただきます!
ぜひお気軽にご利用ください。

まとめ


今回は、レレカへ送られてくることが多いファイル形式に焦点を当てて、簡単に解説してみました。
なんとなく、こういうものがあるんだなーとご理解いただければいいのではないでしょうか。
 
とにかく「Illustratorが使えない!」という方が、ご自分ではファイルを開けないから、とAIデータがあるのにレレカに送付いただけないことがあります。
 
重要なのは、お客様自身がデータを開けるかどうかではなく、印刷できる可能性の高いデータがあるかどうかです。
ファイル名の末尾に「.ai」「.psd」「.eps」がついていれば印刷できるデータの可能性が高いです。
焦らずに、まずは拡張子が「.ai」「.psd」「.eps」のデータを探してみましょう!
ぜひ、覚えておいてくださいね!