こちらのオリジナル紙袋の素材は、茶色クラフト紙です。
茶色クラフト紙は、未晒クラフト紙とも呼ばれる漂白されていないクラフト紙です。
一方、漂白されたクラフト紙は晒クラフト紙と呼ばれ、両者とも紙の風合いが残り、少しざらっとした手触りです。
茶色クラフト紙は、更に素材の色味も生かされたナチュラルな紙で、優しい肌触りの温かみのある紙質です。
その素朴さが好まれて茶色クラフト紙をお選びになるお客様も多くいらっしゃいます。例えば、雑貨屋さんやお菓子屋さん、あるいは自然派アパレルショップなどの企業様です。
また、茶色クラフト紙は、コート紙や晒クラフト紙よりもリーズナルですので、コスト的なメリットもございます。
こちらの企業様のオリジナル紙袋に関しては、茶色クラフト紙の素材感や色味がとてもよく生かされております。
印刷色には黒色を使い、繊細に表現された文字がとてもオシャレに仕上がりました。そして企業様のシンボルマークを2色のイメージカラーで描いています。
黒色を使った繊細な文字デザインと茶色クラフト紙の相性がよく、シックでオシャレなオリジナル紙袋を完成させることができました。

持ち手には、印刷色と同じ黒色のスピンドル紐を使用しています。
紙袋のロゴマークなどを一色印刷するときは、大抵は似た色味のスピンドル紐が選ばれます。
紙袋の印刷色と持ち手の紐の色を同じ色にした方が、調和が取れて紙袋全体を見た時に違和感がないためです。
また、スピンドル紐は汎用性の高い紐で、紙袋の紐としても一般的によく使われております。
素朴であたたかみもあるためクラフト紙との相性も良い紐です。
今回のスピンドル紐の色は黒色ですが、カラーバリエーションが豊富で、海外生産でしたら染色も承っております。

こちらのオリジナル紙袋には、ニス引きによる表面加工を施しております。
紙袋は持ち歩くことが多いため、そのままだと摩擦などにより色落ちしてしまうことがあります。
それを防ぐためにニス引き加工を施し、耐久性をアップさせます。透明な樹脂液を塗って紙袋の印刷面などを保護する加工方法で、部分的な加工がしやすい方法です。
紙の風合いも残せますので、クラフト紙の紙袋で施されることが多い表面加工です。